かるたの目とは。
漫画「ちはやふる」のなかで、
かるたが“鬼強”な新(あらた)は初心者の千早(ちはや)に向かってこう言います。
「ちはやってええ名やのぅ。
これは上の句が“ちはやぶる”で始まる札なんや。
ちはやで取れる札やから、もう千早に見える。
俺の目はそうなってるんや。」
百人一首は上の句の音と、下の句の札が繋がってないと取れないんです。
つまり、新にはこんな感じに見えてます。
上毛かるたの場合、
わたしは絵のイメージで取ってます。
「あ」は 白い大きな山、
「て」は お月様に照らされた青い神社、
「よ」は ちょっとえっちなイメージ(笑)
少なくとも、札に書かれている「文字」を見て取ってたら早く取れません。
みんなも「ぶ」(分福茶釜の茂林寺)は最初は文字を見て取ってたかもしれないけど、
今は読まれた瞬間、タヌキを探してるんじゃないかな?
それこそ、かるたの目でござるよ!!!!!!
無意識にタヌキやツル、はたまたネギを探してたら、
もう完全にかるたの目、開眼しちゃってるから(笑)
まだ44枚そう見えてなくても、
クラスメイト44人と仲良くなるような気持ちでいてください。
毎日とは言わなくとも、何回か会っていれば、名前と顔が一致していくのと一緒。
気長に友達になれるのを待ちましょう!
仲良くなれば、名前を呼んだ時、向こうからここにいるよ!って主張してきてくれるはず。